こうした疑問や悩みにお応えします。
INFPはMBTI診断では日本で1番多いはずなのに、
なぜか「日本が合わない」と言われているんですよね。
これって不思議ではありませんか?
しかし本記事を読むことで日本が合わない理由が
- 強みを消され
- 弱みを増大させるしかなくなったため
そうして結果的に、自分を責めることが激減するはずです。
さらに現状から脱却して成功する方法も解説しているので、
日本で充実した生活を送れるようになりますよ。
- INFPは日本が合わないとされる10の理由
- 今スグ出来る3つのストレス対策
- 日本が合うINFPとして生きる│強みを活かす3つの戦略
- 参照│INFPに合いそうな国「世界平和指数ランキング」トップ5
目次:クリックで開きます→
”INFPは日本が合わない”とされる理由【社会圧5選】
はじめに
INFPは日本が合わないとされている理由は
日本の社会の圧力(社会圧)と国民性にあります。
- この章では社会圧による理由を
- 次章では国民性による理由を
それぞれ解説します。
社会圧による理由は以下の5つです。
- 同調圧により個性を出せない窮屈さ
- 競争を強いられることによる居心地の悪さ
- 規則に縛られることによる圧迫感
- 迅速な対応を迫られることによるプレッシャー
- チームワークの苦手さによる排除感
1つずつ進めます。
①同調圧により個性を出せない窮屈さ
そもそもINFPは個性的で自由に生きたいタイプのため、
周りと同じことを強要される日本の風潮が窮屈でたまりません。
たとえば
- 正直な意見や感想を伝えづらい
- 個性的なおしゃれをしづらい
- ”正しいと周知されている”ことへの反論をしづらい
嫌で仕方ないのです。
もちろん自由に振る舞ってもいいのですが、
結果として”空気読めよ”と、周りが”さりげない圧”をかけてきます。
②競争を強いられることによる居心地の悪さ
さらにINFPは競争には興味がなく、
内面の成長や好奇心の追究が大切なため、日本の競争社会では居心地の悪さを感じます。
たとえば、本当はしたくないのに半強制的に追いやられる
- 受験戦争
- 出世競争
- スポーツや運動会の順位付け
それでも
”従わないと生きていけない”という暗黙のルールのために、
対応するしかないと感じているのです。
詳しくはこちらをご確認ください。
③”意味を感じない規則”に縛られることによる違和感
またINFPは型にはまらない”自由な発想”で行動したいと思うため、
日本の規則重視の風潮が苦手です。
たとえば
- 会社で:時代に合わない厳格なルール
- 学校で:どこに必要性があるのかわからないような規則
- 履歴書の書き方一つにも表れるような、社会の暗黙のルール
INFPは抵抗感をぬぐえません。
もちろんINFPもルールの大切さは十分理解しています。
しかし自分の意思を閉じ込める現状が、耐えられないのです。
落ち着けないんですよね。
④迅速な対応を迫られることによるプレッシャー
そのうえINFPは、
自分のペースで物事を進めたいタイプのため、
迅速さを求められる日本社会では、プレッシャーを感じることが多いのです。
よく「日本人はセカセカしてる」と海外の人から驚かれますが、
あらゆる時に”せっかち感”は見られます。
なぜ急ぐのかというと、
- 定刻までに出社(登校)しないと低評価につながるため
- 競争社会で勝つには、少しでも早い対応の方が有利なため
- 接客業などでは特に、顧客サービスの一環と捉えられているため
それでも自分を押し殺して従いますが、疲れが益々たまってしまうのは事実です。
今の日本ではほぼ難しい。
⑤縦社会による偏った評価への苛立ち
そもそもINFPは公正さを重視するタイプのため、
日本の縦社会を基にした評価制度にとても抵抗を感じます。
そのため
- 年齢や勤続年数が長いだけで、実力がさほどない人が高給取りになる
- 上の立場の表面的な成果が評価され、下の立場の根本の努力が無視される
- 上下関係が重視され、たとえ上が誤っていても下は従わないとマズイ風潮
もちろん時には公正に評価されることもあるでしょう。
しかし正当な評価をされるチャンスが少ないのは否めません。
割り切って過ごすしかなくなってしまうんですよね。
”INFPは日本が合わない”とされる理由【国民性5選】
続いて日本の国民性による理由を解説します。
- 求められる共感性を越えようとする疲労感
- 批判的な風潮でさらに増す自己批判
- 褒めない風潮で、より低下する自己評価
- 人に踏み込まない風潮でさらに増す孤立感
- 社会の変化でさらに増す、現実と理想の差による虚しさ
1つずつ進めます。
①求められる共感性を越えようとする疲労感
もともとINFPは共感性が高く、
そのうえ相手の期待に応えようとするタイプです。
また日本人は世界的にも共感性が高いとされているため
最終的にINFPは、以下の理由で自分を追い込みやすくなります。
- 世界No.1と言える程に鋭いアンテナで、全神経を注いで共感しようとする
- 周りの期待に応えようと、自分を励ましてでも寄り添おうとする
たとえば
- 友人や知人との日常的な会話
- オンライン上でのやり取り
- 友人や家族のちょっとした相談や愚痴
相手の一言にまで気を配って優しく対応しようとして、
最後は疲れ切ってしまうのです。
もちろん相手は知るよしもないことですが、
INFPにとって積み重なる疲労感は、無視できないものになってしまいます。
INFPをさらに敏感にさせてしまうケースですね。
詳しくはこちらをご確認ください。
②批判的な風潮でさらに増す自己批判
またINFPは、
事あるごとに反省しては自己批判するタイプです。
そして
日本は自分と違う意見を批判する風潮があるために、
INFPはさらに過激な自己批判をすることになってしまいます。
特に最近は、
INFPにとってネット上で”批判の三重苦”のようなことも起きていて
- 批判コメントをされて反省し自己批判する
- さらに、第三者が誹謗中傷されているコメントを見るだけで
- まるで自分が批判された気分になって苦しくなる
自分をどんどん傷つけてしまうケースも増えているのです。
これは、いわば「自他共に敵」状態で救われる要素が見当たりません。
INFPは自分に厳しいから拍車がかかってしまうのが辛いところ。
③褒めない風潮で、より低下する自己評価
さらに残念なのは
日本は褒める慣習が少ないために、
INFPが元気づけられるチャンスがほぼないことです。
よくある例として
- 努力して成果を出しても「まだまだだね」と指摘される
- 褒め言葉の後に「でも」や「だけど」で否定が続く
- 長所が”いつものこと”とみなされて感謝されない
上の例はINFPが期待されている”あかし”とも取れますが、
本人は否定されたと思うため、自己否定がさらに進んでしまうのです。
だけど現実はそうもいかないところが厳しいですね。
④人に踏み込まない風潮でさらに増す孤立感
また自己否定をし続けると、
「ダメな自分は理解されない。結局一人ぼっちだ。」
という孤立感で苦しくなってしまいます。
日本は相手に踏み込み過ぎないように遠慮する風潮があるため、
INFPの寂しさはなかなか埋まりません。
たとえば
- INFPがもの静かで繊細なため、
- 「あの人には気を使わなきゃ!」「負担にならないようにしよう!」と周りが思い、
- 気軽に話しかけてくれなくなる。
こうした周囲の遠慮のために、INFPは距離を感じて孤立感が深まるのです。
もちろん周りは良かれと思ってする行為ですが、
逆にINFPを孤独に追いやってしまいます。
気を使いすぎる日本人の性質が、INFPに悪く作用してしまうんです。
⑤社会の変化でさらに増す、現実と理想の差による虚しさ
もともとINFPは、
高い理想と現実との差に痛みを感じやすい性質です。
「結局叶わないじゃん」と、いっそう虚しくなります。
具体的には
- 気候変動や環境破壊が深刻化しているのに、
- 社会が根本的な対策よりも利益を重視する姿勢を見せる
格差問題で
- 社会の変化に伴い経済格差がさらに広がり、
- 弱者が不利な立場に置かれる現実
当然INFPも現実を受け入れる努力はしていますが、
ギャップが増大する社会変化で、辛さは大きくなる一方。
もっと苦しむことになるんです。
日本が合わないINFPが今スグ出来るストレス対策│3選
この章では
先ほどのINFPの状況を踏まえて、今スグ出来るストレス対策を解説します。
- 他者と自分の間に心の境界線を引く
- 創造的で大好きな趣味や副業に没頭する
- 「将来は強みを活かす環境に行く」と決める
それでは1つずつ進めます。
①他者と自分の間に心の境界線を引く
まず始めの対策は、
自分を守るために
他者と自分との間にしっかりと心の境界線を引くことです。
たとえば人に対して
- 感情移入しすぎないように、”観察モード”に切り替える
- 同調しすぎず「それも一つの考え方」とみなして、聞き役に徹する
- すべてに共感せず、あらかじめ範囲を決めておく
他人の感情に”はまる”ことなく、自分軸で接することができるようになります。
一歩間違うと繊細なINFPは心身を病みやすいから気を付けましょう。
②創造的で大好きな趣味や副業に没頭する
次に出来るのは、自分の大好きな創造的な趣味に没頭すること。
しかも今の時代はネットで副業にまで広げられるので、
”一人時間”の大好きなINFPにとっては、”楽しくて稼げるかも”の夢のある対策です。
たとえば
- イラスト・デザイン・ハンドメイド関連
- ライティング関連
- 音楽・写真など芸術関連
数ある中から合うものを選び自分を楽しませてあげましょう。
③「将来は強みを活かす環境に行く」と決める
でも最終的には、
自分の長所を活かす環境に身を置くことが根本解決です。
なので今は出来なくても、「将来は行くぞ!」と決めることが大切。
代表例として
- 就職・転職・副業(適職については後述)
- 海外留学やワーキングホリデーを通じた異文化交流
- 移転・一人暮らし
日本が合うINFPとして生きる│強みを活かす3つの戦略
ここまでは守りを固めて「自分を傷つけない方法」でしが、
最後は「積極的に強みを活かす”攻め”の戦略」を解説します。
- 自分に合う職業を選ぶ
- 共感できるコミュニティに参加する
- 内面の充実感を最も大切にする”芯の強さ”を持つ
1つずつ進めます。
①自分に合う職業を選ぶ
総じて職業は人生の幸福度に大きく左右するため、
適職を選ぶことは、INFPが日本で快適に過ごすためには重要な要素です。
そこで、この項ではINFPと
- 相性が悪い職業
- 相性が良い職業
自分の弱みを使わず
強みを活かせる仕事を選びましょう。
相性が悪い職業
INFPは、
マイペースで自由、さらにクリエイティブでない環境ではほとんど自分を活かせません。
そのため相性が悪いとされるのは、以下のような仕事です。
- 迅速な対応が必要な仕事:受付・コールセンター・接客・営業
- 規律が厳しい仕事:警察官・自衛官・秘書・銀行員
- 想像力や創造性が不要な仕事:ルーチンワーク・会計・経理
相性が良い職業
何といっても多くのINFPは、
創造力や共感力を使って自由に働ける環境で自分の強みを活かせます。
そのため相性が良いのは、以下のような仕事です。
- 一人でできる仕事・在宅ワーク:Webライター・Webデザイナー・ハンドメイド系
- 人を助ける仕事:コンサルタント・介護
- クリエイティブな仕事:各デザイナー系・研究者・音楽などの芸術系
②共感できるコミュニティに参加する
さらに共感できるコミュニティに参加すると、
居場所が増えて心に張りが出ます。
たとえば自分が共感できる
- オンラインサロンのメンバーになる
- YouTuberのメンバーになる
- イベントに(リアルでもネットでも)参加する
気の合う仲間と本音で付き合えるので心が満たされるのです。
詳しくはこちらでどうぞ。
③内面の充実感を最も大切にする”芯の強さ”を持つ
でも根本的に大事なのは、
自分の充実感を最重視すると決めてブレないことです。
そしてINFPには”一度こうと決めたらやり抜く”芯の強さがあります。
たとえば身近で味わえる充実感として
- 大切な人と一緒に過ごす
- 好きなものを味わって食べる
- ゆっくりとお風呂に入いる
そのためには揺るがない強さが大事なんです。
「化けた」と高評価されるINFPについてはこちらでどうぞ。
【参照】INFPに合いそうな国「世界平和指数ランキング」トップ5
最後に「日本が合わないならどこが合うの?」
という素朴な疑問におこたえしたいので、
平和を愛するINFPの参考として
「世界平和指数ランキング」トップ5を示します。
これは
- 世界の国々が、どのくらい平和かを示す目安で、
- 参考までに日本は以下の数値です。
- ランキング17位
- 平均年齢は50歳
順位 | 国名 | 特徴 | 各国の平均年齢 |
1 | アイスランド | オーロラ・間欠泉・火山 | 38 |
2 | アイルランド | ほとんどが牧草地・乳製品・羊毛 | 40 |
3 | オーストリア | 山と森林・宮殿・美術館 | 45 |
4 | ニュージーランド | 羊・ラグビー・はちみつ | 38 |
5 | シンガポール | 他民族国家・金融や貿易が経済の中心 | 39 |
参照①平和指数ランキング:経済平和研究所(p10)
INFPまとめ:自分の居場所で強みを活かせば日本は最適になる
<この記事の概要>
INFPは日本が合わないとされる理由
<社会圧による理由5選>
- 同調圧により個性を出せない窮屈さ
- 競争を強いられることによる居心地の悪さ
- 規則に縛られることによる圧迫感
- 迅速な対応を迫られることによるプレッシャー
- チームワークの苦手さによる排除感
<国民性による理由5選>
- 求められる共感性を越えようとする疲労感
- 批判的な風潮でさらに増す自己批判
- 褒めない風潮で、より低下する自己評価
- 人に踏み込まない風潮でさらに増す孤立感
- 社会の変化でさらに増す、現実と理想の差による虚しさ
- 他者と自分の間に心の境界線を引く
- 創造的で大好きな趣味や副業に没頭する
- 「将来は強みを活かす環境に行く」と決める
強みを活かす3つの戦略
- 自分に合う職業を選ぶ
- 共感できるコミュニティに参加する
- 内面の充実感を最も大切にする”芯の強さ”を持つ
<まとめ>
愛する国なのに日本が合わないように感じる…。
これほど辛いことはありません。
だからこの記事を書きました。
結論:自分を日本に合わせようと頑張る必要はありません。
あなたの強みを
あなたの居場所で活かせば
あなたにとって日本は”最適な環境”に変わります。