このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
でも、この記事を読めば
INFP-tがクズと言われる理由と
クズともう言わせない克服法が分かります。
- INFP-tの特徴とクズの概念とは
- INFP-tがクズと言われる7つの理由
- INFP-tのクズっぷりが発揮されるシチュエーションとは?
- クズともう言わせない克服法5ステップ
- まとめ:INFP-tはクズなんかじゃない!
INFP-tの強みが発揮され、生きるのが圧倒的にラクになる!
目次:クリックで開きます→
INFP-tの特徴とクズの概念とは
まずは、INFPの特徴から説明します。
INFP-tの特徴とは
INFPは、MBIT性格診断では「仲介者」と呼ばれています。
- 第一機能‣主機能(Fi)内向的感情:自分の価値観や信念に基づいて物事を判断
- 第二機能・補助機能(Ne)外向的直観:斬新なアイデアや可能性を見つけ出す能力
- 第三機能・代替機能(Si) 内向的感覚:ルールや義務をきちんと守る
- 第四機能・劣性機能(Te)外向的思考:問題が起こると現実逃避
それでは、INFP-tの「t」とは、どういう意味を持つのでしょうか?
MBTI診断では、16タイプに性格を分類します。
さらに「a」と「t」と呼ばれる2種類に分類されるのです。
- 「a」の特徴は「外向的で活動的」
- 「t」は、「内向的で理論的」
このためINFP-tは、INFP-aよりも
慎重で冷静で感受性が豊かな反面、ストレスに敏感でネガティブ思考の持ち主。
INFP-tの特徴を具体的にまとめると以下の通りです。
- 感受性が豊か
- 理想主義者
- 共感力が高い
- 争いが嫌い
- 新しいアイデアを生み出す
- 慎重で不安を感じやすい
- 自己肯定感が低い
共感力・調和力・柔軟性がバツグン。
まさに人と人との架け橋となる「仲介者」なのです!
クズの概念とは:人が「クズ」という言葉を使うときって?
「クズ」という言葉は、強い怒りの感情が生まれてきたときに使われる言葉です。
では、具体的にどのような場面で人は「クズ」という言葉を使うのでしょうか?
たとえば
- 社会のルールから大きく外れた行動を目にした時
- 信じていた人に裏切られた時
- 人に迷惑をかけても反省しない態度
人はこのような行動を目にした時に、「こいつ、クズだ」と厳しい評価を下します。
もちろん、「クズ」という言葉は、各個人の主観的な感情からくる言葉で
決して客観的な評価ではありません。
しかし、「人として最低だ」と強い否定感を持った時に、
使われる言葉に間違いないのです。
INFP-tがクズと言われる7つの理由
ではここから、なぜINFP-tが「クズ」と言われているのか説明していきますね。
①理想と現実のギャップの差が激しい
INFP-tは、理想を追い求めるあまり、現実とのギャップの差が激しくなりがち。
INFP-tは、現実よりも理想を優先してしまうため、周りからは「非現実的な人」と見られ
理想ばかり言って行動が伴ってない!と思われることも。
たとえば
- 大事なプレゼンテーションの資料を作成する際に、夢のような理想を追い求め時間が足りず
結果、チーム全員に迷惑をかける。
- ボランティア活動に取り組む際も高い理想ばかりを求めて、仲間の現実的な意見は無視し
結局、仲間との関係も悪化。
さらに何一つ自分だけでは成果をあげない。
もちろん、高い理想に向かって頑張ることは素晴らしいことですが、
あまりにも現実とギャップがあると周りは「何もできない、口だけのクズだ。」と
評価します。
②異様なまでの共感力の強さ
INFP-tは、他人の感情に対して強い共感力を持っていて、他者の気持ちに深く寄り添ります。
ただ、あまりにも共感力が強すぎて、自分の立場が曖昧になることが…。
たとえば
会社でチーム全員が業務量の多さに疲弊しているのを見かね、
上司に業務改善を求めた場合でも、最初は、チームのために改善を強く訴えます。
しかし、上司は困った表情を見せると途端に、今までの勢いがなくなり上司の心情にも共感。
結果、何も改善されない。
これでは、周りには「自分のその時の感情だけで行動する頼りにならないクズだ」と思われます。
当然、共感力が高いことは素晴らしいことですが、
自分の目的までもその時の自分の感情によって変えてしまうことは
自分にも周りにもマイナスになります。
③完璧主義が空回りする
INFP-tは、完璧主義者であるため、高い理想を達成しようとします。
完璧を求めるあまり、なかなか妥協することができません。
しかし、INFP-tが目指す完璧な結果と、周りの目指す結果が一致していない時もあります。
たとえば
チームで新しい顧客の獲得を目指すとき、INFP-tはまだ獲得していない顧客のために
完璧な資料を作成を優先。
しかし、チームのみんなはそんなことよりも、
まずは顧客を獲得するための営業周りの方が重要だと考える。
毎日毎日、渡す相手のいない資料作りに明け暮れ、自分は頑張ってるアピールを行う。
これでは、次第に周りは
「自分のやりたいことだけしかせず、イヤなことは他人に押し付けるクズだ」
と離れていくのです。
④変化が怖くて新しいことに挑戦できない
INFP-tは、変化よりも安定を重視します。
そのため、慣れ親しんだ環境を手放したくないので、
積極的に新しいことに挑戦しないことが。
たとえば
- 職場で新しいシステムを導入する計画が浮上したとき、使い慣れたシステムから
変更することに賛成できずに、結果周りから非協力的な人と思われる。
- 友人たちと海外旅行に行く計画を立てても、慣れない環境で長期過ごすことに不安を感じ
直前でキャンセルをして、信用を無くし次回から誘われなくなる。
リスクを恐れるあまり成長のチャンスを自ら手放してしまい、
他の人から「周りの人間のことを考えない自分勝手なクズだ」と見放されます。
⑤ 問題に直面すると妄想の世界へ
INFP-tは、夢見がちな特徴があります。
そのため、困難な問題に直面すると問題を解決せずに
自分の理想や妄想の世界に逃げ込んでしまうことも。
たとえば
- 親しい友人にお金を借りたときに「宝くじが当たったら倍にして返すのに」と
妄想に逃げ込んで現実の返済を怠り、友人から「信用できない」と見なされる。
- プロジェクトでトラブルが発生した際、顧客に対して早急に謝罪が必要な時も
INFP-tは「本当に理想的な解決策を考えないとダメだ」と思い込み、
謝罪を先延ばしし、周囲からは「現実から逃げている」と批判される。
もちろん、妄想の世界は、自分を守るために必要なことですが、
誠実な行動しないと周りの人からは
「真摯に問題と向き合わない無責任なクズだ」と見なされます。
⑥感情的になり冷静さを見失う
INFP-tは感情が豊かな特徴の持ち主。
しかし、その強い感情がコントロールできなくなると、冷静さを失うことになります。
たとえば
- 会議で自分の提案が否定されたとき、INFP-tはそれを個人的な攻撃のように感じてしまい、
冷静に意見交換をするのではなく、感情的な発言で反論する。
- 友人と意見が分かれたときも、意見を言うよりも先に感情が先に出てしまう。
結果、物別れで決別する。
当たり前ですが、感情が豊かなのは、人として魅力的です。
しかし、冷静さが必要な場面で感情をあらわにすると、
他人は「ただ自分の意見を押し通したいだけのクズだ」と批判するのです。
⑦自分の気持ちを表現するのが苦手
INFP-tは感情が豊かな反面、それを表現するのが苦手。
心の中の本音をうまく言葉にすることができないのです。
たとえば
- チームで意見を求められる場面で、INFP-tは自分の考えをしっかり持っているにもかかわらず、うまく言葉にできずに曖昧な返答を行う。
- 恋人と食事を決めるときも、実は食べたいものが決まっているのに「なんでもいい」と
煮え切らない返事ばかり。
INFP-tは、気持ちを表すことが苦手なだけなのですが、
いつもこのような返答しか返ってこないので、
相手は「こっちがいくら真剣に考えても何も感じない冷たいクズだ」と感じます。
INFP-tのクズっぷりが発揮されるシチュエーションとは?
職場編:チームで新商品の開発
INFP-tがチームリーダとなり、新商品を開発することになったときも
INFP-tならではのクズっぷりが発揮されてしまうのです。
なぜならINFP-tは、相手が真剣であればあるほど、
その思いに共感してしまうからです。
たとえば
新商品の開発で、チームが「見た目重視」と「中身重視」の二手に分かれてしまいます。
本来のリーダーならお互いの主張を聞いたうえで、
プロジェクトの中身を吟味し厳しい決断を下すことが求められます。
しかし、INFP-tは双方の意見に同じぐらい共感してしまい、
結局どっちの案も採用し、すべてが中途半端になってしまう。
たしかに、人の意見を聞くことは大切です。
しかし優柔不断になり決断できなければ、
だれからも評価されずに重要なポジションにも抜擢されなくなる。
とても大切なことです。
しかし、厳しい決断をすることも同じぐらい大切な時があるのです。
恋愛編:誕生日の過ごし方
INFP-tは、パートナーにもうまく気持ちを伝えることができません。
それはINFP-tゆえの配慮の深さや、自信の無さからくるのです。
これでは、パートナーもどうしていいか分からなくなることが。
たとえば
INFP-tの誕生日に、パートナーがどこかに行こうと誘ったときに、
本当は一緒に行きたいところがある。
↓
「でも、これを言って嫌な顔されたら」「遠いし色々とお金もかかるから負担になる」など
相手に無理を言ったり、否定されるのが怖くて素直に言い出せません。
↓
当然INFPの答えは「どこでもいい」「なにもしなくてもいいよ」とそっけないものばかり。
相手も困惑しかありません。
もちろん、パートナーに思いやりを持つことは大切です。
しかし、せっかく「何かをしてあげたい」というパートナーの思いに答えることも
恋愛関係を続けるうえでは重要です。
もう「クズ」と言わせない克服法5ステップ
「クズ」というレッテルをはがすことができます。
そのステップを説明しますね。
こちらの記事で詳しく解説しています。
①理想と現実のギャップを埋める
まず、INFP-tは自分の理想が高すぎて現実のギャップがあることを自覚しましょう。
理想を追求しすぎてると感じたらいったん立ち止まり、
目の前にある現実に重きを置いてみるのがおすすめ。
たとえば
- 友人たちとクリスマスのイベントを計画したとき、「完璧なイベント」を目指すよりも
現実的に、予算や時間などを考慮し優先順位を決めてコンテンツごとに目標を設定。
結果、非現実的な「完璧なイベント」よりも、参加者全員が満足。
- 会議で発表するプレゼン資料を作成する際も、
INFP-tが考える理想の資料より、
何を伝えなければいけないのか?と現実の問題から着手すれば、
誰もが企画のすばらしさを理解できる。
もちろん、いきなり理想を妥協するなんて、と感じるかもしれません。
しかし、理想だけを追い求めても周囲の信頼がなければ、到底、理想にたどり着けません。
現実を直視することは結果的に理想にたどり着く最善の方法なのです。
②共感力を武器にする
INFP-tの最大の強みである共感力を武器にしない手はありません!
この共感力を活かして行動すれば、間違いなく人間関係やチーム内での信頼を勝ち得ます。
たとえば
- 職場で後輩がミスをして悩んでいるとINFP-tは、そのつらい気持ちが手に取るように分かります。
後輩の気持ちを察する優しい言葉だけでなく、行動もサポートすれば
周りからも「感情に寄り添うだけでなく頼りになる人」と評価される。
- 社内のプロジェクトチーム内に、希望とちがうプロジェクトに配置されたためやる気のない同僚がいた時も、INFP-tはただ同僚を責めるのではなく、気持ちにも共感。
さらに「このチームにはあなたが必要。あなたの意見も聞かせて欲しい。」と
同僚のプライドを傷つけない配慮を行う。
当然職場などでは結果や効率が重視されるので、
一人一人に共感してサポートするのは非効率、と感じるかもしれません。
でも悩んでいる相手の気持ちに共感しサポートすれば、
間違いなく信頼関係を築くことに繋がります。
信頼関係を高めるためには、INFP-tの共感力が必ず武器になるはず。
③完璧主義から卒業する
INFP-tの完璧主義が過剰になると、自分に過度のプレッシャーをかけてしまいます。
こんな完璧主義から卒業しましょう。
まずは
- すべてを完璧にしなければ
- 完璧でなければ評価されない
という思い込みを捨て、周りにも協力を求めることも必要。
たとえば
- チームの誰かが、体調不良で1週間休暇となった時も、
すべてのフォローを完璧に自分だけで行うのではなくて、
誰かができる業務は、信用してできる人に任せる。
- 会議の報告書を作成するときも、一言一句間違いがなく完璧な報告書を作成するのではなく、
その会議で必要な議論の箇所や意見を把握し、分からなければ、
参加者に再度確認を行い、より意味のある報告書を作成する。
これでは、仕事のクオリティが下がってしまうのでは、と思うかもしれません。
しかし、すべて完璧を目指し、疲弊してしまっては、
INFP-tの力を発揮することが難しくなります。
④感情のコントロール術を身につける
INFP-tは、感受性が豊かなため、感情が暴走することに注意が必要です。
感情に流されると、INFP-tが本当に望んでいることを見失ってしまいがちに。
感情をコントロールすることで、状況にあった判断ができるのです。
たとえば
- ミスをした同僚が、上司から厳しく責められている場面で、
INFP-tは、感情の任せて強い言葉で反論するのではなく、
「どうすればこの場を建設的に収められるか」を考える。
- INFP-tがイベントの進行役を務めているとき、予想外のトラブルでスケジュールが大幅に崩れる場面が…。
しかしここでも感情的になってパニックを起こさずに、
まずできることの優先順位を立てる。
そんなに簡単に感情を抑え込むことなんてできない、と考えるかもしれません。
ただし感情をコントロールし抑え込むことと、無感情になるとこは違います。
今の自分の感情を冷静に受け止めるようと心がけることが、
INFP-tには不可欠となる。
⑤心の声を外に伝える
INFP-tは、心の声をきちんと言葉にすることが苦手です。
それでは、相手に「何を考えているかわからない」と誤解されてしまいます。
きちんと言葉にすることが、相手を思いやる方法の一つになるのです。
たとえば
パートナーと意見がすれ違った時も、
これ以上自分が思ったことを言っても
分かってもらえないし、もめたくない。と勝手に思い込み心の声を封印します。
しかし、パートナーは、あなたの心の声を聞きたいと思っています。
曖昧な返事ではなく、「自分はこう考えている。」と素直に伝えることで、
パートナーと分かりあえる。
言わなくても分かるはあり得ませんよ。
まとめ:INFP-tはクズなんかじゃない!
- 感受性が豊か
- 理想主義者
- 共感力が高い
- 争いが嫌い
- 新しいアイデアを生み出す
- 自己評価が低い
- 感情の起伏が激しい
さらに、
INFP-tは、
慎重で冷静で感受性が豊かな反面、ストレスに敏感でネガティブ思考の持ち主。
そのため、
②異様なまでの共感力の強さ
③完璧主義が空回りする
④変化が怖くて新しいことに挑戦できない
⑤ 問題に直面すると妄想の世界へ
⑥感情的になり冷静さを見失う
⑦自分の気持ちを表現するのが苦手
の理由で「クズ」と言われる。
でも
②共感力を武器にする
③完璧主義から卒業する
④感情のコントロール術を身につける
⑤心の声を外に伝える
この5ステップを実践すれば
もう「クズ」と言われない!!