ケイスケ@MBTIコーチ ======!特集記事!======
MBTIのタイプ診断に興味を持って、
のように、
- 「自分のことをもっと知りたい!」
- 「これは当たってる、これは当たってない!」
「ちょっとした性格診断」程度に自分のタイプに関する情報を見ていると…
むしろ”逆効果”になり、
自分の才能・可能性がどんどん潰れていく…という”不都合な真実”、知っていましたか?
>>MBTIの不都合な真実と、人生を壊す最悪の罠とは?


どんないいことがある?

そんなINFPの「心理機能」にまつわる疑問を、本記事ですべて解決します。
INFPって“生きづらい”“社会不適合”なんてよく言われるから、
「こんな性格じゃなかったらな。」なんて、自分を否定していませんか?
でも、そんなINFPの性格形成が心理機能によるものだと理解して、
さらに上手く利用できれば、
この記事では人生に悩むINFPのために、
心理機能の働きを徹底解説していきます。
最後まで読むと、

「なりたい自分になる方法」を見つけられますよ!
- 心理機能とは何か【8つの心理機能を解説】
- 心理機能の働き方【主機能・補助機能・第三機能・劣等機能】
- INFP4つの心理機能【Fi・Ne・Si・Te】
- 心理機能から見たINFPの弱み
- 心理機能から見たINFPの強み
- INFPが持つ心理機能の活かし方
- INFPの心理機能が活かせる働き方
目次:クリックで開きます→
そもそも「心理機能」ってなに?【8つの心理機能】

INFPの心理機能を学ぶ前に、8つの心理機能について解説していきます。
そもそも心理機能がわからない場合は、要チェックですよ!

「心理機能とは何か」を知っておくことをおすすめします。
「心理機能はもう知っているよ」という場合は、
INFP4つの心理機能についての章へ
心理機能は心理学者『ユング』が提唱したもの
スイスの精神科医・心理学者『カール・グスタフ・ユング』が提唱したもので、
人の性格や考え方を説明するための仕組みです。
ユングは20世紀に『分析心理学』を提唱し、
心理機能は全部で8種類あると発表しました。
そして8つの心理機能の中から、
「よく使う4つ」が人の性格に強く影響を与えると考えたのです。
そしてユングが提唱した分析心理学をもとに、
キャサリン・クック・ブリッグスと娘のイザベル・ブリッグス・マイヤーズによって作られたものが、『MBTI』です。
新たに人の性格を16タイプへと分けました。

INFPの弱みや強みを解説していきます。
8つの心理機能の意味は?
まずは先述した「8つの心理機能」を解説していきます。
INFPの心理機能と活かし方を知る上で重要なポイントなので、
しっかり確認していきましょう!
8つの心理機能は、以下の図のように分けられています。

それぞれの心理機能を解説していきます。
内向感情(Fi)の特性「自分の心の声タイプ」
内向感情(Fi)は、
自分の気持ちを意識する機能です。
例えば、
- 「私はこれが正しいと思う」
- 「私の気持ちに正直でありたい」
など、
自分の心の中にある「好き」「嫌い」「大切にしたいこと」をとても尊重します。

周りに流されず
「自分は本当はどうしたいか?」を基準に決めます。
INFP、ISFP(冒険家)
外向感情(Fe)の特性「みんなの気持ちタイプ」
外向感情(Fe)は、
周りの人の表情や気持ちの変化に敏感な機能です。
具体的には、
- 「みんなが気持ちよく過ごせるように」
- 「場の空気を読もう」
など、
みんなが仲良く、いい雰囲気でいられるように気を配ります。

人の役に立ったり、喜んでもらえたりすることが自分自身のエネルギーに変わります。
ENFJ(主人公)、ESFJ(領事)
内向思考(Ti)の特性「仕組みを知りたいタイプ」
内向思考(Ti)は、
物事が「なぜそうなるのか」「どう動いているのか」を深く考える機能です。
例えば、
- 「それはどういう仕組み?」
- 「筋が通っているか?」
など、
頭の中でパズルを組み立てるように、論理的に考えます。

正確さや、話のつじつまが合っているかを常にチェックします。
INTP(論理学者)、ISTP(巨匠)
外向思考(Te)の特性「結果を出したいタイプ」
外向思考(Te)は、
やるべきことをリストアップして、テキパキと片付けていく機能です。
例をあげると、
- 「効率よくやろう!」
- 「目標を達成しよう!」
など、
どうすれば一番早く、無駄なく目標にたどり着けるかを考えます。

ルールや計画を立てることが得意で、物事をきちんと整理できます。
ENTJ(指揮官)、ESTJ(幹部)
内向感覚(Si)の特性「経験から学ぶタイプ」
内向感覚(Si)は、
過去にあったことや、実際に体験したことを覚えておく機能です。
例えば、
- 「前にもこうだったな」
- 「確実な方法がいい」
など、
経験をもとにより良い選択ができます。

細かいところに気がつき、情報を正確に記憶するのが得意です。
ISTJ(ロジスティシャン/管理者)、ISFJ(擁護者)
外向感覚(Se)の特性「今を楽しむタイプ」
外向感覚(Se)は、
目の前で起きていること、見えるもの、聞こえるものに敏感な機能です。
具体的には、
- 「今、ここにあるものを楽しもう!」
- 「やってみよう!」
など、
未来のことよりも「現在目の前にあるもの」が好きです。

考えるより先に行動することが多く、
状況に合わせて素早く動けます。
ESTP(起業家)、ESFP(エンターテイナー)
内向直観(Ni)の特性「ピンとくるタイプ」
内向直観(Ni)は、
パッとひらめいたり、「これだ!」という感覚が内側から湧いてくる機能です。
例えば、
- 「なんとなく、こうなる気がする」
- 「本質はこれだ」
という、
物事の裏にある意味や、将来どうなるかをボンヤリと、
でも確信的に感じ取ります。

一つのことに深く集中して、
全体像やパターンを見つけようとします。
INFJ(提唱者)、INTJ(建築家)
外向直観(Ne)の特性「アイデアが広がるタイプ」
外向直観(Ne)は、
新しいアイデアや可能性が、次から次へと思いつく機能です。
具体的には、
- 「こんなこともできるかも!」
- 「あれとこれを繋げたら面白そう!」
などと、
新しいアイデアや可能性が、自然と湧き上がってきます。

「もし〜だったら?」と色々なことを想像したり、
可能性を見いだすことが好きです。
ENFP(運動家)、ENTP(討論者)
MBTI16タイプの心理機能は?まとめた表はこちら
よく使う4つの心理機能は、
主機能→補助機能→第三機能→劣等機能
という優先順位があります。
MBTI16タイプの心理機能はコチラ⇩です。
タイプ | 主機能 | 補助 機能 |
第三 機能 |
劣等 機能 |
INFP (仲介者) |
Fi (内向感情) |
Ne (外向直観) |
Si (内向感覚) |
Te (外向思考) |
INFJ (提唱者) |
Ni (内向直観) |
Fe (外向感情) |
Ti (内向思考) |
Se (外向感覚) |
ENFJ (主人公) |
Fe (外向感情) |
Ni (内向直観) |
Se (外向感覚) |
Ti (内向思考) |
ENFP (運動家) |
Ne (外向直観) |
Fi (内向感情) |
Te (外向思考) |
Si (内向感覚) |
INTJ (建築家) |
Ni (内向直観) |
Te (外向思考) |
Fi (内向感情) |
Se (外向感覚) |
INTP (論理学者) |
Ti (内向思考) |
Ne (外向直観) |
Si (内向感覚) |
Fe (外向感情) |
ENTJ (指揮官) |
Te (外向思考) |
Ni (内向直観) |
Se (外向感覚) |
Fi (内向感情) |
ENTP (討論者) |
Ne (外向直観) |
Ti (内向思考) |
Fe (外向感情) |
Si (内向感覚) |
ISTJ (ロジスティシャン/管理者) |
Si (内向感覚) |
Te (外向思考) |
Fi (内向感情) |
Ne (外向直観) |
ISFJ (擁護者) |
Si (内向感覚) |
Fe (外向感情) |
Ti (内向思考) |
Ne (外向直観) |
ESTJ (幹部) |
Te (外向思考) |
Si (内向感覚) |
Ne (外向直観) |
Fi (内向感情) |
ESFJ (領事) |
Fe (外向感情) |
Si (内向感覚) |
Ne (外向直観) |
Ti (内向思考) |
ISTP (巨匠) |
Ti (内向思考) |
Se (外向感覚) |
Ni (内向直観) |
Fe (外向感情) |
ISFP (冒険家) |
Fi (内向感情) |
Se (外向感覚) |
Ni (内向直観) |
Te (外向思考) |
ESTP (起業家) |
Se (外向感覚) |
Ti (内向思考) |
Fe (外向感情) |
Ni (内向直観) |
ESFP (エンターテイナー) |
Se (外向感覚) |
Fi (内向感情) |
Te (外向思考) |
Ni (内向直観) |

気になる人や身近な人の心理機能を探ってみるのもおすすめですよ。
性格を形成する「4つの心理機能」とは?働き方を解説

8つの心理機能がわかったところで、
ここでは心理機能の働き方をとことん深掘りして解説していきます!
右利き・左利きがあるように、心理機能には
「よく使う機能」と「ちょっと苦手な機能」があるんです。
それが以下の4つ。
- 主機能「一番の得意分野」
- 補助機能「意識すれば使える」
- 第三機能「たまに使える」
- 劣等機能「一番の苦手分野」
それぞれの機能の特徴を、詳しく解説していきます。
①主機能「一番の得意分野」
主機能は簡単に説明すると、
「自然にできてしまうこと」。
まるで呼吸をするように、
特に意識しなくても当たり前に使っている一番得意な力なんです。
例えるなら、 利き手でボールを投げる、みたいな感じ。

パワフルにできますよね。
②補助機能「意識すれば使える」
補助機能は、主機能ほどじゃなくても、
「意識すれば簡単にできてしまうこと」。
そして、主機能を助けてくれる役割もあります。
たとえば、
意識が内向きになりすぎず、新しい可能性を見いだせるようになります。

もっと効率が上がったり、できることが増えたりしますよね。
そんなイメージです。
③第三機能「たまに使える」
第三機能は簡単に言うと、
「いつもの自分じゃないときにひょっこり出てくる部分」です。
どんな時に出てきやすいかというと、
- リラックスして心がオープンになっている時
- 逆にちょっとストレスを感じている時
- 主機能・補助機能がうまく働かない時
たまに「自分が自分じゃない」みたいな判断をしてしまうときってありませんか?
後から考えたら、「おかしい選択だったな…」とか。

第三機能が顔を出しているときなんです。
④劣等機能「一番の苦手分野」
劣等機能は、
「一番苦手で、できれば目をそらしたいこと」です。
「弱点」や「コンプレックス」に繋がりやすいところでもあります。
たとえば、劣等機能がTeなら、
- 締め切りギリギリになったり
- 部屋がなかなか片付かなかったり
など、
計画的な行動ができず、自己嫌悪することもあります。
劣等機能も普段は使われませんが、

劣等機能が強く表われて悪さをしがちに。
INFPの心理機能は「Fi・Ne・Si・Te」生きづらさの理由を解明!

この章では、INFPの生きづらさを心理機能をもとにして紐といていきます。
INFPの心理機能は以下の4つです。
- INFPの”主機能”は内向感情(Fi)
- INFPの”補助機能”は外向直観(Ne)
- INFPの”第三機能”は内向感覚(Si)
- INFPの”劣等機能”は外向思考(Te)
INFPの考え方や感じ方、
そして「生きづらさ」にどう繋がっているのか、
1つずつ見ていきましょう!
INFPの”主機能”は内向感情(Fi)
INFPの主機能である一番の得意分野は、
「自分がどう感じるか」を大切にする機能です。
INFPは、世間の常識や周りの意見よりも、
自分の中にある「これは譲れない!」という感覚や価値観が、
行動の原動力になっています。
だから、
INFPは他人の意見には簡単に従いません。
例えば、
- 周りの人に「こうした方が良いよ」と言われても、自分が違うと思ったら別の選択をする
- 世間に理解されなくても、「自分が正しい」と心から思えたとき、一生懸命になる
ただ、INFPは周りの目を気にする側面もあるから、
「本当はこうしたいけど、そうもいかない…」なんて悩むことも少なくないはずです。
ですが内向感情(Fi)は、
INFPの優しさや理想の高さ、独自の世界観を作り出す源。

- 周りに合わせるのが少し大変だったり
- 自分の理想と現実への隔たりに落ち込んだり
など、
生きづらさを感じる原因にも。
INFPの”補助機能”は外向直観(Ne)
INFPの補助機能は、
新しいアイデアや可能性を考える機能です。
INFPが持つ「創造性と自由さ」は、この外向直観(Ne)から来ています。
なのでINFPは内向感情(Fi)で感じた「こうありたい」という思いを、
- どうやって実現できるか
- もっと面白くできるか
というアイデアを考えることが得意です。
身近な例をあげると、INFPは以下のような行動をとりがち。
- 世の中の問題を見聞きしたとき、「私ならどうするかな?」と斬新なアイデアを考える
- 自分らしく働くためには、どんな働き方が合っているか考える
ただ、アイデアや興味が広がりすぎて、どれか1つに決めて集中したり、
具体的な計画に落とし込んだりするのが苦手になることも。

- 目移りしてしまい
- 決断できないし
- 結局何も手につかない
なんて経験もあるのでは?
INFPの”第三機能”は内向感覚(Si)
INFPの第三機能は、
過去にあったことや、実際に体験したことを覚えておく機能です。
内向感覚(Si)は、
- 過去の安心できた記憶や
- 慣れ親しんだ感覚を思い出すことで
ホッと一息つかせてくれる働きがあります。
うまく使えているときの具体例をあげると、
- 嫌なことや不安なことがあったときに、いつも聴いている好きな曲を聴く
- お気に入りの公園やカフェなどでゆっくり過ごす
ですが内向感覚(Si)は、
- 内向感情(Fi)
- 外向直観(Ne)
ほど使い慣れていないので、
時々バランスを崩すことも。
たとえば、
- 過去の経験にこだわりすぎて、
新しい変化を受け入れるのが難しくなったり - 「昔は良かったな…」と
現状に対してネガティブになったり
する可能性もあります。
INFPが新しい環境や未知のことに対して、
- 少し慎重になったり
- 慣れるのに時間がかかったりするのも
実は内向感覚(Si)の影響があるんです。

一歩踏み出す勇気が出てこず、
現状維持を選びがちに。
INFPの”劣等機能”は外向思考(Te)
INFPの劣等機能で、一番の苦手分野は、
効率よく、計画的に物事を進める機能です。
- 客観的な事実に基づいて、効率的に計画を立てる
- テキパキと段取りよく実行する
という外向思考(Te)の働きが、
INFPは一番意識しづらく、使いこなすのが難しい傾向があります。
例えば、INFPはいつも以下のような行動をしがち。
- 現実を見ようとせず、楽な方に逃げる
- だから、ギリギリになって1人で焦っている
もっと具体的に言うと、
- 学校の課題や嫌な仕事を後回しにする
- 部屋の整理整頓が苦手で、
家事をためがちになる - 「毎日運動するぞ!」と決めても、
3日坊主…どころか、1日、2日で終了する
また、人から批判的な意見や指摘を受けた時に、
内容そのものよりも「攻撃された」と感情的に受け止めてしまいやすいのも、
外向思考(Te)がうまく働いていない時の特徴。
このように、
INFPの心理機能は「生きづらさ」に直結しています。

「自分の才能に気づく」こともできるんですよ。
今の自分を少しでも変えたいなら、
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心理機能からみたINFPの『弱み』は?

この章では、INFPの心理機能がどんな風に弱みとして顔を出すことがあるのか、
具体的な場面を想像しながら、一緒に見ていきましょう。
心理機能からみたINFPの弱みは、以下の6つです。
- 自己表現できないから人とのコミュニケーションが苦手
- 共感力が高すぎて人の感情に振り回される
- 理想が高すぎて現実にガッカリしがち
- 優しさゆえに自分を後回しにして人に合わせすぎる
- 深く考えるから決断に時間がかかる
- 現実的な「儲ける・規則を守る・時間の管理」に無頓着
自分のトリセツを理解して、
もっと楽に生きるためのヒントにしましょう。
弱み①自己表現できないから人とのコミュニケーションが苦手
INFPは、心の中では色々なことを感じたり考えたりしているのに≪内向感情(Fi)≫、
うまく言葉にして伝えるのが苦手≪外向思考(Te)≫。
だから、人と話すときに「どうしよう…」って困ることが多いかもしれません。
例えば、
- 友達とおしゃべりしている時に面白いことが浮かんでも、
「今、言っていいのかな…?」ってタイミングを逃してしまう - 会議で意見を聞かれても、考えがまとまらなくて
「えっと…」って固まってしまう - 本当は「それは違うんだけどな」って思っても、
相手を傷つけたくなくて、うまく反論できずにモヤモヤを抱えてしまう
もちろん、INFPの中にもおしゃべり上手な人や、
文章ならスラスラ書ける!っていう人もたくさんいます。
特に、心を許した相手には、びっくりするくらい饒舌になることも。

自分を表現することをためらいがちに。
弱み②共感力が高すぎて人の感情に振り回される
INFPは、
人の気持ちを察する能力が高すぎるあまり、
心が疲れてしまうことがあります。
特に、周りの人のネガティブな感情を自分のことのように感じ取ってしまいがち。
これは、
- 自分の気持ちに正直な≪内向感情(Fi)≫と、
- 相手の状況や可能性を想像する≪外向直観(Ne)≫
が働いているからなんです。
例えばINFPが共感しすぎると、以下のような気持になります。
- 友達の相談に乗ったら自分まで落ち込んで、
何日も引きずってしまう - 職場の空気がピリピリしていると、
自分までつらくなってくる - 悲しいニュースを見ると、
まるで自分の身に起こったかのように感じてしまう
でも、人の気持ちに寄り添える共感力の高さは、
間違いなくINFPの素晴らしい才能ですよ。

常に共感力MAXでいるとINFPは心がすり減ってしまい、
結果的に弱みにもなるのです。
弱み③理想が高すぎて現実にガッカリしがち
心の中にキラキラ輝く「こうであったらいいな」という、
高い理想の世界を持っているINFP。
だからこそ、
現実の世界がその理想通りじゃないと、「なんだかなあ…」ってガッカリしたり、
やる気をなくしてしまったりすることがよくあります。
そのときINFPの心の中では、
≪外向直観(Ne)≫が「もっとこうなったら素敵なのに!」という可能性をどんどん広げてくれます。
ですが理想を現実の世界で形にする、
具体的な計画や実行力≪外向思考(Te)≫の役割が、追いつかないんです。
なにせ≪外向思考(Te)≫は、劣等機能なので。
具体的には、INFPはこんなことを考えがち。
- 「世の中、もっとみんなが仲良くできたらいいのに…」
って願っている - でもニュースで争いごとを見たり、
冷たい態度に触れたりすると、すごく落ち込む - 高い目標を掲げて始めたのに、思ったように進まないと
「もうダメだ…」って途中で諦めたくなる - 「やるなら完璧じゃなきゃ意味がない!」って思いすぎて、
なかなか最初の一歩を踏み出せない
もちろん、
高い理想を持つこと自体は、全然悪いことじゃありません。
しかし理想があまりにも高すぎて、現実とのバランスが取れなくなると、

ただただ疲れてしまったりする原因にもなりかねません。
弱み④優しさゆえに自分を後回しにして人に合わせすぎる
INFPって、優しさゆえに
- 「誰も傷つけたくない」
- 「場の和を乱したくない」
という気持ちが人一倍強いですよね?
だから、
- 自分の本当の気持ちや
- 「こうしたい!」という欲求
を心の中にしまい込んで、周りの人に合わせてしまうことがよくあります。
なぜなら、
自分の価値観を大切にする≪内向感情(Fi)≫が、
争いごとや不協和音をとにかく嫌うからです。
だからINFPは、
対立するくらいなら自分が我慢した方がマシ…と考えてしまいがち。
身近な例を挙げると、
- 友達から遊びに誘われたけど、本当は家でゆっくりしたい気分のとき、
でも、断ったら悪いかな…と思って、つい「行く!」って言っちゃう - 話し合いで「何か意見はありますか?」と聞かれても、
みんなと違う意見を言うのが怖くて、結局何も言えずに終わってしまう - 本当は別の仕事がしたいのに、親や先生に「こっちの方が安定してるよ」って言われると、
期待に応えなきゃ…って自分の気持ちを押し殺してしまう
冒頭で話した通り、INFPって本当に優しいんです。
紛れもなく、才能です。持って生まれたもの。
しかしその優しさがあだとなり、
自分を抑え込んでしまっていることが多々あります。

心の中に不満やストレスがどんどん溜まっていって、
いつか「もう無理!」って爆発してしまうかもしれません。
弱み⑤深く考えるから決断に時間がかかる
INFPは、物事を
- 「これで本当にいいのかな?」
- 「こっちを選んだらどうなるかな?」
といろんな角度から、じっくり深く考えるタイプ。
だから、何かを選ぶときに選択肢がなかなか絞れなくて、
決断するまでに時間がかかってしまうことがよくあります。
なぜかというと、
INFPの補助機能である≪外向直観(Ne)≫が、
- 「こんな可能性もあるかも!」
- 「あんな選択肢も考えられる!」
と次から次へといろんなアイデアを広げ、
主機能である≪内向感情(Fi)≫が、
- 「自分の価値観に本当に合っているか?」
- 「どんな影響があるだろうか?」
と、心の中でじっくり吟味するからです。
身近な具体例をあげると、
- レストランでメニューを選ぶとき、
どれも美味しそうでなかなか決められない - 洋服を買いに行っても、
「こっちの色もいいな」「でもあっちのデザインも捨てがたい…」と
延々迷ってしまう - 転職や引っ越しのような大きな決断はもちろん、
日常的なことまで、
メリット・デメリットを考えすぎて、
結局決められないまま時間が過ぎていく - そしてやっと決断した後も、
「やっぱりあっちの方が良かったかな…?」なんて、
しばらく考え続けてしまう
ですがじっくり考えることは、決して悪いことではありません。
むしろ、軽はずみな判断をして後で後悔するのを防ぐための、
大切な「慎重さ」の表れです。

- せっかくのチャンスを逃してしまったり
- 周りの人を待たせてイライラさせてしまうことも…。
弱み⑥現実的な「儲ける・規則を守る・時間の管理」に無頓着
- お金を稼ぐこと
- 細かいルールをきっちり守ること
- 時間を管理する
といった、
いわゆる「現実的なこと」に対して、ややルーズなINFP。
INFPにとって「現実的なこと」は、
あまり興味が持てず、正直ちょっと苦手だな…と感じてしまいます。
これはINFPの心の優先順位が、
- 目に見える成果や効率よりも、心の中の理想や価値観≪内向感情(Fi)≫
- そして新しい可能性やアイデアを探求すること≪外向直観(Ne)≫
に向いているからです。
一方で、
- 過去の経験や具体的な事実に注目すること≪内向感覚(Si)≫
- 計画を立てて実行したり、ルールに従って
効率よく物事を進めたりすること≪外向思考(Te)≫
INFPなら、以下のような経験があるのでは?
- お金の管理があまり得意じゃなくて、
気づいたらお財布が空っぽ… - 細かい家計簿をつけるのは続かない
- 細かいルールや規則に縛られるのが、
なんだか息苦しく感じてしまう
しかし、お金やルールにガチガチに縛られず、
自由な発想ができるのは、INFPの大きな魅力ですよね。

- お金のことや時間のこと、
- 最低限のルールといった現実的な部分とも、
ある程度うまく付き合っていく必要があるってことは、
INFPも十分理解しているはず。
心理機能からみたINFPの『強み』は?

前章では、「心理機能から見たINFPの弱み」を解説しました。
「やっぱりINFPって損な性格なのかな?」なんて感じたかもしれませんが、
この章では、他のMBTIにはないINFPだけの強みを徹底解説していきます!
心理機能からみたINFPの強みは、以下の7つです。
- 共感力が高く人の気持ちに深く寄り添える
- 想像力と発想力がありゼロから新しいものを創り出せる
- 自分の信念を最優先し「心の声」で生きている
- 外見は静か、中身は情熱と哲学でいっぱい
- 思慮深く、落ち着いていて「静かな強さ」がある
- 嘘がつけないから信頼されやすい
- 好きなことに打ち込むとめっちゃ強い

あなただけの強みをしっかり理解すること。
強み①共感力が高く人の気持ちに深く寄り添える
INFPの最大の武器は「共感力」
と言っても過言ではありません。
高すぎる共感力は弱みにもなりますが、
使い方次第では一番の強みにもなります。
そしてINFPは人の気持ちを深く感じ取って、
心から寄り添うことができる天才です。
心理機能の仕組みとしては、
- 自分の心の動きにとても正直な≪内向感情(Fi)≫と、
- 相手の状況や気持ちを豊かに想像する≪外向直観(Ne)≫が
絶妙に組み合わさって、INFPの共感力が生成されています。
例えば、
- 友達が悩みをただ聞くだけじゃなく、
相手の痛みを一緒に感じながら涙ぐんでしまう - 困っている人を見ると見過ごせない
- 映画や小説の登場人物にものすごく感情移入して、
一緒に笑ったり泣いたりする
ただ、INFPはここまで言われても、
「共感力がなんの役に立つの?」なんて考えていることでしょう。
ですがストレスの多い現代では、
「他者の気持ちに寄り添う」ことができる人はかなり重宝されます。
人気の歌手やグループを見ても、
人々に寄り添った歌詞を書くアーティストはとても人気がありますよね。

「共感力のあるリーダー」なんです。
INFPがリーダーになる方法は、
こちらの記事で詳しく解説しています。
強み②想像力と発想力がありゼロから新しいものを創り出せる
INFPって、
誰も思いつかないような新しい世界や物語、
モノやコトをゼロから創り出すのが大得意なんです。
なぜならINFPの冒険心あふれる≪外向直観(Ne)≫が、
- 「こんなのどうかな?」
- 「もっと面白くするには?」
って、常に新しい可能性を探し続けているから。
だからINFPは常識や決まりきったルールにとらわれず、
自由な発想でアイデアをどんどん広げていくのです。
そして自由な発想の源は、INFPの心の中にある理想、
- 「こんな世界がいいな」
- 「これを伝えたい」
という≪内向感情(Fi)≫からきています。
例えば、INFPは自然と以下のようなことを日ごろから行っているはず。
- 「こんなサービスがあったらいいのになぁ~」と、
今までにないような斬新な企画を思いつく - ニュース1つをとっても、
人とちょっと違う視点から物事を捉える - 頭に浮かんだ言葉とメロディーで歌を作ってしまう
ただ、計画的に行動する≪外向思考(Te)≫が働きにくいため、
アイデアを実行することがほぼないのが、INFPの面白いところ。

だからまずは、自分のアイデア力に気づいてあげて!
強み③自分の信念を最優先し「心の声」で生きている
INFPには、柔らかさの中に強い芯があって、
「これだ!」と思った道をまっすぐに歩む勇敢さがあります。
そして、心から信じることを何よりも大切にして生きています。

強い信念を持っているのって、
周りの人から見たらめちゃくちゃカッコいいんです。
そんな自分の気持ちに正直な、INFPの行動例が以下です。
- たとえ周りの人が違う意見でも、自分が「間違っている」と感じたら、
勇気を出して声を上げることができる - お金や地位のためではなく、
「人の役に立ちたい」「世界を良くしたい」という純粋な気持ちで、
仕事や活動を選ぶ - 自分の価値観に合わないと感じる誘いや頼みごとは、
正直に断ることができる - 流行っているものよりも、
自分が本当に「好きだ」と感じるものを大切にする
だけど、
- 「周りに合わせるべき?」という気持ちと、
- どうしても心が拒否する気持ちがケンカして、
生きづらさを感じることもありますよね?

自分を見失わずに、誠実に生きることができるんです。
強み④外見は静か、中身は情熱と哲学でいっぱい
パッと見は物静かで、穏やかに見えることが多いINFP。
でも実は、
心の中に熱い情熱や自分なりの深い考えを秘めています。
というのも、INFPは興味が自分の内側に向かう内向型で、
一番得意な心理機能も自分の内面を探る≪内向感情(Fi)≫。
だから、
外にはあまり感情や考えを表に出さない傾向があります。
でも≪外向直観(Ne)≫のおかげで頭の中は、
想像の世界や理想への強い情熱が常に渦巻いているんです。
例えばこんな風に。
- 普段はあまり自分から話さないけれど、
自分の好きなことや、大切にしている価値観について話す機会があると、
目を輝かせて熱く語り出す - 内に秘めた「こうありたい」という理想を実現するために、
見えないところでコツコツと努力を続けている - 静かに本を読んだり、考え事をしたりする時間を通して、
人生や世界について自分なりの深い洞察を育んでいる - 穏やかな表情の裏で、
「本当に大切なことは何か?」「どう生きるべきか?」
といった問いについて、真剣に考えている
でもINFPの内面の豊かさは外から見えにくいので、
- 「何を考えているのか分かりにくい」
- 「ちょっとおとなしすぎるかも」
と誤解されてしまうこともあるかもしれません。

INFPの本当の魅力なんです。
強み⑤思慮深く、落ち着いていて「静かな強さ」がある
INFPは物事を軽々しく判断せず、じっくり深く考えます。
自分で考え、自分で答えを出すことが、INFPの強さ。
INFPが考えを巡らせているときに、
心理機能はフル回転しています。
- まず≪内向感情(Fi)≫を使って、
自分の心に「これでいいのか?」と問いかけ、 - 過去の経験≪内向感覚(Si)≫を参考にしたりしながら、
状況を慎重に吟味します。 - そして≪外向直観(Ne)≫でいろんな可能性を考えつつも、
- 最終的には自分の内側にある基準で判断するという感じ。
普段の行動としての例をあげると、
- 周りが慌てているような状況でも、
落ち着いて対応策を考える - 人の意見を鵜呑みにせず、
「本当にそうかな?」と一度立ち止まって考える - 困難なことや理不尽なことがあっても、
静かに受け止めて自分の力で乗り越えようとする - 自分のペースを大切にし、
納得いくまで考え抜こうとする
ただし、慎重さが「行動が遅い」「決断力がないのかな?」と
周りの人に見られてしまうことも時にはあるかもしれません。
INFPには当たり前のことすぎて、
ピンと来ないかもしれないけれど、
「自分で考えて行動する」ことって本当は難しいんです。
でも、INFPはじっくり考える姿勢があるからこそ、
軽率な失敗を防ぎ、物事の本質を見抜くことができるんです。
強み⑥嘘がつけないから信頼されやすい
INFPって嘘や裏表がなく、本当に純粋。
だからこそ周りの人から「この人は信じられる」と深く信頼されます。
INFPがまっすぐな性格なのは、
≪内向感情(Fi)≫が何よりも”誠実さ”や”正直さ”を大切にしているから。
だからお世辞を言ったり、ごまかしたりするくらいなら、
黙っていたり、正直に(できるだけ相手を傷つけないように)伝えようとしたりします。
正直者なINFPは、以下のような行動をしがち。
- 心にもないお世辞を言うのが下手で、顔や態度に出てしまう
- 自分が間違っていると思ったら、ごまかさずに素直に認めようとする
- 人によって態度を変えたり、裏で悪口を言ったりすることがほとんどない
- 約束したことは、できる限り守ろうと誠実に向き合う
「安心して本音を話せる相手」だと思われることが多いんです。
たしかに正直すぎて、
- 自分が損をしてしまったり、
- 場の空気を読んでうまく立ち回ることができずに、
ちょっと気まずい思いをしたりすることもあるかもしれません。

長い目で見ると何物にも代えがたい「信頼」という財産を築いてくれるんです。
強み⑦好きなことに打ち込むとめっちゃ強い
INFPは、「時間を忘れて夢中になってしまうこと」を見つけると、
周りの人がビックリするほどの才能を発揮できます。
普段は控えめなINFPですが、
自分の≪内向感情(Fi)≫が強く揺さぶられるような
「本当に好きなこと」や「守りたい価値観」に出会うと、
心のエンジンが一気にフル回転するんです。
- 新しい可能性を探る≪外向直観(Ne)≫や、
- 地道に知識や経験を積み重ねる≪内向感覚(Si)≫、
- そして普段は苦手意識のある計画・実行力≪外向思考(Te)≫まで、
すべての力が「INFPが好きなこと」の一点に注がれるんです。
内側から湧き上がる「やりたい!」という気持ちが、
INFPの最強のモチベーションになります。
例えば、
- 趣味で始めた絵や音楽、文章作りなどにのめり込んで、
高いスキルを身につける - 「困っている人を助けたい」という強い想いから、
ボランティア活動や社会運動に情熱を燃やす - 自分が興味を持った分野の本を片っ端から読み漁り、
専門家並みの知識を蓄える - 好きなキャラクターや作品について語り出すと、
時間が経つのも忘れて熱弁してしまう
ただしその反面、興味のないことには一切やる気が出なかったり、
熱中度にムラがあったりするのは否めないかもしれません。

INFPのポテンシャルを爆発させる、
超絶大事なカギなんです。
INFPは心から情熱を傾けられる何かを見つけた時、
誰も止められないほどのパワーを発揮できる、強い人!
「好き」を活かして自分だけの道を探すなら、
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INFPの苦手を才能に入れ替える方法が、
ぎっしり詰まっていますよ。
INFPの心理機能を活かして生きやすくなる4つの方法

ここまでINFPの心理機能と働き方、弱みと強みを解説しました。
この章ではINFPの「得意」を伸ばし、「苦手」をサポートする方法を4つお話しします。
- 自分にとって「心が動くもの」「大切なもの」に正直に生きる
- 固定観念を捨てて、制限なく自由にアイデア出しをする
- 自分が過去にどう感じたか・何がうまくいったかを振り返る
- 少しずつ「計画を立てて行動する」ことに慣れていく

もっと自分らしく生きられるようになれますよ!
方法①自分にとって「心が動くもの」「大切なもの」に正直に生きる
INFPが一番輝くのは、
自分の「好き!」とか「これだけは譲れない!」っていう心の声に従っているとき。
周りの目や常識よりも、
自分の心のアンテナが「ピン!」と反応するものを大切にすることで、
ずっと生きやすくなりますよ。
逆に、
- 心の声を聞かず無理に周りへ合わせたり、
- 「こうすべき」という外からの声に従ったりすると、
心がどんどん元気をなくしてしまいます。
具体的には、以下のように行動するのがおすすめ。
- 仕事を選ぶとき、”給料が高い”とか”安定している”からだけじゃなく、
自分の心が動くかどうかで選ぶ - 人間関係では、”みんなが付き合っているから”じゃなくて、
素の自分でいられる人を大切にする - 日々の小さな選択でも、”流行っているから”じゃなく、
自分が本当求めるものを選ぶように意識する
もちろん、全部を理想通りにするのは難しいかもしれません。
でも、まずは「自分は本当はどう感じているんだろう?」って、
自分の心に耳を澄ませる時間を大切にしてみてください。
そして、できることから少しずつ、
自分の”好き”や”大切”を選ぶ練習をしてみる。

あなたらしい笑顔で過ごせる時間が増えていくはずです。
方法②固定観念を捨てて、制限なく自由にアイデア出しをする
INFPの頭の中には、面白いアイデアがいっぱい眠っています。
だから「普通はこうだよね」とか「できるわけないか」なんていう心のブレーキを外して、
思いつくまま自由に発想を広げてみましょう!
固定概念を捨てることで、
INFPの可能性を無限に広げられます。
INFPは≪外向直観(Ne)≫を使うことが得意ですが、
常識や思い込み、失敗への恐れといった固定観念があると本領が発揮されません。
だから、あえて「何でもアリ!」っていう自由な状態で考える時間を作るのが、
≪外向直観(Ne)≫を活かすコツなんです。
例えば、
- 何か新しいことを始めたい時、「実現できるかどうか」は一旦置いておいて、
「できたら面白いかも!」と思うことを、紙に書き出してみる - 1つのテーマから連想する言葉やイメージを、
どんどん線で繋げて広げていく - いつもと違うジャンルの本を読んでみたり、
普段行かない場所へ散歩に行ってみたりして、
新しい刺激を取り入れる
もちろん、「自由な発想」と「現実に落とし込む作業」は、
また別のステップが必要ですよね。
でも、まずは制限なく
アイデアを出す”遊び”の時間を持つことが大切。

本当に心がときめく「種」が見つかるかもしれません。
方法③自分が過去にどう感じたか・何がうまくいったかを振り返る
INFPは、「経験から学ぶ」ことを意識するとグッと成長できます。
過去の経験を思い出す≪内向感覚(Si)≫を使って、
- 「あの時、どう感じたっけ?」
- 「何がうまくいった(or いかなかった)のかな?」
と振り返ることは、
自分自身を深く理解し、未来の自分を助けることなります。
具体的に以下のようなことを実践してみると、
「自分にとって心地よい環境」や「成功パターン」が見えてきますよ。
- 嬉しかったこと、悲しかったこと、感動したことなどを、
日記やメモに書き留めておき、時々読み返してみる - 何か新しいことに挑戦してうまくいった時、
「具体的に何が良かったんだろう?」と分析してみる - 心が疲れてしまった時、
「何が原因だったかな?」「どんな状況を避ければいいかな?」と思い出してみる
過去の経験は、あなただけのオリジナルな教科書。

自信を持って前に進めるようになりますよ。
方法④少しずつ「計画を立てて行動する」ことに慣れていく
INFPは計画的に物事を進める≪外向思考(Te)≫を使うことが苦手ですが、
年齢や経験を重ねるにつれ、
少しずつうまく付き合えるようになります。
それに、”計画的にできない自分”を理解してしまえば、
「まぁこれくらいできたらOK!」って許してあげることもできます。
あなたが今、“面倒くさいこと”や”嫌なこと”から目を背けがちなら、
以下のように考えると心が楽になりますよ。
- いきなり大きな目標を立てるのではなく、
「今日はこれだけやる」といった、
達成しやすい小さな目標から始めてみる - やるべきことをリストにして書き出し、
終わったらチェックを入れる - やる気がなくてもいいから、
まずは5分だけやってみようと、
行動のハードルを下げてみる
もしも計画通りにできなくても、途中で嫌になっても、
それはそれでOK!ってゆる〜くやるくらいがINFPにはちょうど良い。

苦手意識が少しずつ和らぎ、
「やればできるじゃん!」という自信につながります。
INFPの心理機能が活かせる”心に優しい”働き方4選

INFPの心理機能をうまく活かせると、
仕事でも「自分らしくいられる場所」になります。
- 「毎日仕事に行くのが、しんどいな…」
- 「もっと自分らしく、やりがいを感じられる働き方はないかな?」
そう思っているなら、必見です!
INFPの心理機能が活かせる4つの働き方はこちら。
- フリーランス・個人事業
- 在宅勤務・リモート
- 小規模な会社・チーム
- 社会貢献系の組織
①自分の裁量で自由にできる「フリーランス・個人事業」
「自分のペースで働きたい!」そんな風に思うINFPにとって、
フリーランスや個人事業主という働き方は、かなりおすすめです。
フリーランスなら、会社のルールや上司の指示に縛られず、
自分の信念に正直な仕事を選びやすくなります。
- ≪内向感情(Fi)≫を使い、
「自分の価値観に合っているか」を大切にできる - ≪外向直観(Ne)≫を使い、
新しいアイデアを形にする - 働く時間や場所も、
自分のリズム≪内向感覚(Si)≫に合わせて調整しやすい - 苦手な組織の人間関係や、
細かいルールを守る≪外向思考(Te)≫から解放される
など、メリットが大きいです。
具体的に、INFPは以下のような職業がおすすめです。
- Webライター
- イラストレーター
- デザイナー
- 動画編集
- ハンドメイド作家
もちろん、フリーランスや個人事業主はいいことばかりではありません。
収入が不安定になるリスクや、仕事のスケジュール管理、
お金の管理などを全部自分でやらなければいけない大変さもあります。
大変な面の覚悟は必要ですが、
- 組織に属する働き方がどうしてもしっくりこない
- 自分の「好き」をとことん追求したい
というINFPにとって、
フリーランスは大きな可能性を秘めた働き方です。

新しいことにドンドン挑戦してみると≪外向直観(Ne)≫、
あなたの持つ可能性を見つけられるようになりますよ!
②静かな環境で集中できる「在宅勤務・リモート」
オフィスのにぎやかな音や、周りの人の視線が気になって、
なかなか仕事に集中できない…
そんなINFPには、
自宅など落ち着いた環境で働ける在宅勤務やリモートワークが、
とても合っています。
外からの刺激が多いと疲れやすいんです。
ですが在宅勤務なら、
自分の感覚や気持ち≪内向感情(Fi)≫にしっかり向き合いながら作業ができます。
在宅勤務ができてINFPにおすすめな職業は、
- Webデザイナー
- マーケター
- チャットやメール中心のカスタマーサポート
- オンラインで知識やスキルを教える講師
一方で、自宅だと仕事モードへの切り替えが難しく、
ついダラダラしてしまう…なんてことも。
しかし、
自分の内なる世界と向き合いながら仕事を進めたいINFPにとって、
在宅勤務・リモートワークは
力を発揮しやすい環境です。

仕事とプライベートの境界線をしっかり作れば、
在宅勤務でも快適な働き方が実現できますよ。
③人間関係が密すぎず、個性が尊重されやすい「小規模な会社・チーム」
大人数の前で話したり、
たくさんの人と関わったりするのが苦手…と感じるINFP。
それなら、
一人ひとりのキャラクターを大切にしてくれるような、
小さめの会社やチームで働くのがおすすめです。
しかも小規模な組織では、
INFPの大切にする
「自分の気持ち≪内向感情(Fi)≫」や意見が届きやすい傾向があります。
例えば、以下のような会社を推奨します。
- 新しいことに挑戦している、スタートアップ企業
- 専門性の高いスキルを持つ人が集まる
デザイン事務所や設計事務所 - 特定の分野に特化した、アットホームな雰囲気の会社
社長やリーダーとの距離が近く、
自分の考えを直接伝えやすい環境が見つかるはずです。
ただ、小さい組織では
- いろんなことを同時にこなす必要があったり、
- 人間関係がこじれてしまうと、逃げ場がなくなる
などの問題が発生する可能性もありますよね。
会社の勤務実態や人間関係は入社してみないと分からないことですが、

小規模な環境はマッチする可能性が高いです。
④“他者のためになる”という意味を感じられる「社会貢献系の組織」
社会的な課題の解決を目指す組織は、
INFPにとって大きな達成感を感じられる、貴重な働き方です。
- 誰かの役に立っている
- 良い世の中にすることに繋がっている
そんな風に思えることは、
INFPの心を満たす大きなエネルギー源になります。
INFPの心の中核にある
理想・他者や社会に対する深い愛情≪内向感情(Fi)≫と、
仕事内容が一致しやすく、
“お金のためだけじゃない”という、心からのやりがいを感じさせてくれます。
また、より良い社会のための
新しいアイデア≪外向直観(Ne)≫を活かせる場面も多いでしょう。
具体的には、以下のような組織があります。
- 困っている人をサポートするNPOやNGOのスタッフ
- 犬や猫の保護活動を行う動物愛護団体
- 高齢者や障がいのある方を支える福祉施設の職員
- 子どもたちの成長を見守る教育関係
- 環境問題に取り組む団体の活動
- 地域の活性化を目指す、地域おこし協力隊
社会をより良くしようと奮闘する仕事に、
INFPはきっと魅力を感じるはずです。
一方で、現実的な課題も。
一般企業と比べて給与が低めだったり、
理想通りにいかない現実(支援の限界、制度の壁など)に
心を痛めたりすることもあるでしょう。
社会貢献できる組織で働くことは大変な面もありますが、
「自分の働きで、誰かが笑顔になったり、社会が少し良くなったりする」という実感は、
INFPにとって何物にも代えがたい喜びとなるはずです。

実際にどんな活動をしているのか分かるのでおすすめです。
まとめ|INFPの心理機能は生きにくさと直結 うまく利用して「自分らしい道」を見つけよう
INFPの持っている感性って周りの人たちと少し違っていて、
「あれ? なんで私だけこんな風に感じるんだろう…」って、
生きづらさや息苦しさを感じること、少なくないですよね。
でも、周りと違う感じ方をするのは
決してあなたがダメだからとか、何かが足りないからじゃないんです。
INFPの心の動きを心理機能で分析すると、
- 内向感情(Fi)
- 外向直観(Ne)
- 内向感覚(Si)
- 外向思考(Te)
という4つの構造になっています。
そして、心理機能こそがあなたの
感じ方・考え方・行動、そして才能に繋がっているのです。
例えば、INFPの深い共感力は、人を癒す力に。
豊かな想像力は、
何か新しいものを生み出すきっかけになるかもしれない。
内向的なところだって、
じっくり自分と向き合って、
本当に大切なものを見つける時間を与えてくれます。
だから、
「生きづらいな…」と感じる部分を、無理に変えようとしなくて大丈夫です。
大切なのは、他の誰かになろうとするんじゃなくて、
- 自分だけの心地いい場所
- 自分にしっくりくる進み方
を見つけること。
あなたのペースで、ゆっくりでいいんです。
- 自分の才能を活かしたい
- 新しい自分になりたい
- 困っている人や動物を助けられる人になりたい
そんな熱い想いを叶えるために、
「変わらない勇気」をつくりました!
無料の動画なので、気軽にご覧いただけます。
運営者のプロフィール『クドウケイスケ』
MBTIコーチ、脳科学の専門家、会社経営
元・社会不適合者ですが、MBTIでわかった自分の強みをフルに活かして起業し、現在は会社経営。
MBTIのタイプ診断をベースに、のべ1000名以上のコンサル・コーチングをしてきました!