ケイスケ@MBTIコーチ ======!特集記事!======
MBTIのタイプ診断に興味を持って、
のように、
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「ちょっとした性格診断」程度に自分のタイプに関する情報を見ていると…
むしろ”逆効果”になり、
自分の才能・可能性がどんどん潰れていく…という”不都合な真実”、知っていましたか?
>>MBTIの不都合な真実と、人生を壊す最悪の罠とは?
そんなお悩みや疑問を本記事で解決します!
SNSやネットを見ると
「INFP=情緒不安定」って書かれていること、多いですよね。
自分で言うのはいいけど、
人から言われるとちょっと悲しかったり。
そこでこの記事では、
INFPが情緒不安定と言われる理由を徹底解説します!
- INFPの性格特徴
- INFPが情緒不安定だと言われる理由9選
- 実際にINFPは情緒不安定?ネットの声
- INFPが情緒不安定になったときの悪例5つ
- INFPが心を安定させるスペシャルご自愛法3選

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INFPの性格特徴を解説【自己理解を深めておこう】

INFPが情緒不安定と言われる理由を解説する前に、
まずはINFPの性格特徴をおさらいしておきましょう。
長所と短所にわけて見ていきます。
- 共感力がとても高く人の痛みに気づける
- 他者を傷つけないように配慮できる
- 創造力・空想力が豊かで自分の世界を持っている
- 自分の信念や価値観を大切にしている
- 1人でいることを楽しめる
- 自分の芯を持ちながらも、他者に寄り添う優しさをあわせ持つ
- 嘘をつくのが苦手で行動が誠実
- 感受性が強すぎて傷つきやすい
- 理想主義が強く、現実に落胆しやすい
- 優柔不断で行動が遅くなりがち
- 平和主義すぎて対立や批判を極端に避けようとする
- 感情の波が内側でだけ激しい(外からは分かりにくい)
- 表面的な人付き合いが苦手になりやすい

他のMBTIタイプにはない素敵な才能があるんですよ。
INFPの特徴をもっと詳しく知りたい場合は、
こちらの記事へ。
INFPが情緒不安定だとウワサされる理由9選

INFPの特徴がわかったところで、
ここでは、INFPが他者から『情緒不安定』と言われてしまう理由を、9つご紹介します。
- 感情の浮き沈みが急に見える
- 些細なことでも深く傷つきやすい
- 夢ばかりで現実を見ていないように見える
- あまりにも他者に共感しすぎる
- 気持ち次第でやる気に高低差があるように見える
- 完璧にできないと落ち込んでしまう
- 何を伝えたいのか分からないときがある
- 自信のなさが見てとれる
- 何かを決めるのに時間がかかっている

理由①感情の浮き沈みが急に見える
INFPは普段気持ちを外にあまり出さないから、
感情表現したときの高低差が急に見えることがあります。
なぜならINFPは、
- 悲しい気持ち
- イラっとした気持ち
これらを言葉や態度にあまり出さず、
まず自分の心の中にため込みます。
そして容量がいっぱいになった瞬間に、初めて態度として表れるのです。

「突然どうしたの!?」とびっくり!
たとえば、こんな感じで気持ちが溢れてしまったことはありませんか?
- 相手のちょっとした一言や態度が胸にチクリと刺さって抜けない
- ふと美しい夕焼けを見て、色々な感情が湧き出してしまう
- 突然涙がこぼれて周りをびっくりさせてしまう

小さな我慢を何度も何度も繰り返した結果なんですよね。
理由②些細なことでも深く傷つきやすい
INFPは、他の人から見れば「え、そんなことで?」と思うような、
本当に些細なことで深く傷ついてしまうことがあります。
というのも、INFPは感受性がものすごく高いから。
たとえば、
- 相手がポロッと口にした一言
相手「今日の服、いつもと違うね」
INFP「変ってこと?ショック…」 - ちょっとした表情の変化
相手「(そっけない)おはよー」
INFP「嫌われた…?何かした…?もう嫌だ…」 - LINE返信の「。」
相手「わかった。」
INFP「怒ってる…?」
ほんっとうに細かい部分に気がついて落ち込みます。
もちろん、INFPの勘違いも大いにあり得るでしょう。
ですが周りの人は、
INFPの地雷を踏まないよう言動に慎重さを求められます。

「INFPさんの情緒不安定さは、ちょっと面倒だな…」
って思われている可能性も。
理由③夢ばかりで現実を見ていないように見える
INFPは現実主義な人から見ると、
「頭お花畑で精神が安定してなさそう」とたまに誤解を与えてしまうことも。
理由は2つあります。
- 他のMBTIタイプに比べINFPは高い理想を持っている
- INFPの理想に他者の理解が追い付かない
例えば、こんな場面を想像してみてください。
- 進路を決める時
現実主義な人→給料が良い・安定しているなどの理由で選ぶ
INFP→漠然としていて美しい夢を追いかけがち - 仕事でトラブルが発生した時
現実主義な人→どうやって解決するかを考える
INFP→根本的な原因や理想論を深く考える - 恋人との将来を考える時
現実主義な恋人→結婚資金をどう貯めるかなど現実的な計画をする
INFP→「結婚って何だろう?」「運命の人なのかな?」と考えこむ
だけど、INFPも現実的な問題をまったく考えていない訳じゃないですよね。

ついつい優先順位が「気持ち>現実問題」になってしまうだけ。
理由④あまりにも他者に共感しすぎる
ときにINFPは、
共感しすぎて情緒が不安定になってしまうことがあります。
しかも②の「些細なことでも深く傷つきやすい」で先述したとおり、
感受性が高く共感スピードは他者と比較にならないほど。
だから以下のようなことでも、情緒不安定になってしまいます。
- 感動的なCMを見ていたら、胸が熱くなって泣いてしまう
- 戦争など悲しいニュースを見ると、気持ちが落ちてしまう
- 逆に友達に嬉しいことがあると、INFPも嬉しくて泣いてしまう

「他人のことでそんなに感情的になる?」とビックリしているかもしれません。
理由⑤気持ち次第でやる気に高低差があるように見える
INFPは常日頃から、
やる気にものすごい高低差があるように見られがちです。
- 集中力を発揮する時
- 全く動かない時
の差が激しく、
周りからは「INFPさんは気分にムラがある」と思われてしまいます。
なぜなら、INFPの行動源って「情熱」や「感動」だからです。
たとえば、以下のような行動をしがち。
- 「勉強しなさい」と言われてもやる気が出ない
→好きなことには何時間でも没頭できる - 仕事での単純作業はマイペースでゆっくり作業
→得意な仕事を頼まれたら、集中して最高のものを仕上げる - 興味のないイベントに付き合っているときはテンション低め
→推しのイベントでは目の輝きが半端ない

INFPは気分屋で子供っぽく見えているかも。
理由⑥完璧にできないと落ち込んでしまう
INFPは少しでも思ったようにできないと、
「全部ダメだ」と極端に落ち込んでしまいます。
そもそもINFPは、
超がつくほど完璧主義者。
身近な例をあげると、
- これまで頑張ったことでも、できなかったことだけに注目してしまい、
「やっぱり自分ってダメだな…」と感じてしまう - 他者のために頑張っても、
相手の反応が微妙な気がすると
「失敗したかな…?」と反省会に入る
こんな風に8割できていれば上出来な場面でも、
できなかった2割のことばかり考えてしまい、
自分を責め続けてしまうのがINFPなんです。
しかも、周りの人の
「十分すごいよ!」って言葉もINFPにはなかなか響きません。

周りの人は「情緒不安定だなぁ~」と心配になってしまうってわけ。
理由⑦何を伝えたいのか分からないときがある
INFPが何かを説明しようとすると、
- 話があちこちに飛んだり
- うまく伝えきれなかったりして
「不思議でつかみどころがないな」
⇩
「情緒不安定?」と印象が残ってしまうことも。
でもINFPが何かを説明したいときって、
「100%伝えなきゃ!」って思っちゃうんですよね。

いろんなことを考えながら話しているうちに、
INFP自身も訳が分からなくなる、っていう感じ。
具体的に、以下のような発言はINFPあるあるです。
- 話が抽象的すぎる例
【INFPの発言】
「なんか、あの感じがすごく大事で…でもうまく言えないけど、
もっと“しっくり”くる方向がある気がするんだよね。」
【聞き手の心の声】
「“あの感じ”って何?」
「“しっくり”って具体的にどういうこと?」 - 説明が足りない例
【INFPの発言】
「うーん、なんか違う気がする…」
【聞き手の心の声】
「どの部分が“違う”の?」
「理由は?」「改善点は?」
ただ、INFP自身も「わたしの話って分かりにくいんだ…」って感じたこともあるでしょう。
勘の良いINFPだから、
周りの人の反応で気づいてしまうんですよね。

それでもINFPはとにかく「感情」が優先。
だからINFPの周りの人は、
「結局何なの?」って戸惑ってしまう。
理由⑧自信のなさが見てとれる
INFPは、
周りから見るといつも自信がなさそうに見えることがあります。
控えめで優しい雰囲気がINFPの素敵さを創り出しているのに、
人によっては
「しっかりしていない」「不安定だ」という印象につながることも。
もちろん、シチュエーションによっては
本当に自信がないときもありますよね。
しかしINFPの場合は心の中で、
- 「本当に正しい?」
- 「相手を傷つけない?」
と考えているから自信がないように見えるんです。
たとえば、
- 会議で意見を求められたとき
「えっと、たぶん…」
「もしかしたら間違っているかもしれないんですけど…」
といった”クッション言葉”を多用し、
なかなか断言しない - 自分の作ったものや成し遂げたことを褒められたとき
「いやいや、全然すごくないです!」「〇〇さんのおかげです」と、
素直に受け取れず全力で謙遜してしまう
ただ、世の中は結局
自信満々で堂々としている人の方が
信頼されやすいことはINFP自身も分かっているはず。
理解していながらも、
「強気で自信満々の態度を取る」なんてINFPにとっては難しいこと。

INFPの持つ「優しさ」の方が出てきてしまうんです。
理由⑨何かを決めるのに時間がかかっている
INFPは
日常の選択1つでさえ、決めるのに時間がかかってしまいます。
そんなINFPを見た周りの人は、
「優柔不断」「不安定で頼りない」と思われてしまうことが。
なぜ優柔不断なのかというと、INFPはとても想像力が高いから。

すぐさまイメージしてしまうんです。
INFPの日常を切り取ると…
- 進路を考えるとき
【INFPの脳内】
「周り勧められた進路でいいの?後悔しないかな?」
→周りに相談したり悩み抜いた末、
結局INFPが自分で選んだ進路に進む - 仕事で上司に確認するべきかどうか考えているとき
【INFPの脳内】
「聞かないで進めて良い?
でも聞いたら逆に、自分で判断してって言われる?」
→上司に確認するべきかを周りの人に確認する

すでに「INFP=優柔不断=情緒不安定」という図式が出来上がっているかも。
- 優柔不断
- 気持ちの浮き沈みが激しい
- 不思議で何を考えているか分からない
と思われがちです。
ですが、本当にINFPは情緒不安定なのでしょうか?
そこで次の章では、
INFP側の意見を解説していきます。
実際にINFPは情緒不安定?ネットではNO1割YES9割な印象

前章でINFPが情緒不安定だとウワサされる理由を紹介しましたが、
実際にINFPは情緒不安定なんでしょうか?

見ていきましょう。
INFP-aはまったく情緒不安定じゃないとの声がちらほら
まず、INFPの中でも
「自分は情緒が安定している」と実感する人たちがいます。
SNSやネットの意見を解析したところ、
そのほとんどが「INFP-a」でした。
数でいうと、全体の1割ほど。
簡単に説明するとINFP-aは、
- 自信がある
- ポジティブ
- ストレス耐性が高い
このような特徴を持っています。
実際にINFP-aを自認する人からは、
こんな声が聞かれます。
- 情緒不安定なことはなく、
むしろ感情のコントロールができるし、安定している - 元気がない日でも周りに気を遣わせないよう、いつも通り振るまう
- 「今日落ち込んでるけど、気にしないで~」とはっきり言う
ほとんどのINFPからすると、
「本当にINFP?」って思っちゃいますよね。
それもそのはず、
INFP-aってINFPの中でもすごく少ないんです。
INFP-aとINFP-tの割合はこちら⇩
タイプ | 日本人口での割合 |
INFP-a | 3.53% |
INFP-t | 12.91% |
参考元:16Personalities
なので、実際に情緒安定型のINFPは、
INFPの中で見ると約20%ほどいる計算に。

情緒が安定しているINFP-aは、
あまりSNSで発信していないのかも。
INFPーtはいつも情緒不安定だと自覚!SNSに多数の声
一方で、情緒不安定を自認しているのが、
残り80%の「INFP-t」です。
つまりSNSやネットで
「INFPです 情緒不安定です」
と投稿しているのは、ほとんどINFP-tってこと。
INFP-tの特徴としては、以下の通りです。
- 自己否定的
- ネガティブ
- ストレス耐性が低い
まさにネット界隈で言われる、
INFPって感じですよね。
SNSを覗いてみると、
INFP-tたちの共感しかない「心の声」がたくさん見つかります。
- 自分、典型的なINFPだな…情緒不安定マン…
- INFPでHSPだからよくメンタル弱いし、情緒不安定だしで終わってるよ
- MBTI診断でINFPって出たけど「いつでも情緒不安定」らしい
逆に情緒不安定にならない人なんているの?
もちろん一概に、
INFP-aだから情緒安定
INFP-tだから情緒不安定
とは言い切れません。
しかし、
INFP-aとINFP-tは同じINFPでありながら、
特徴や気の持ちようがかなり違っているのが分かったかと思います。
なので
「INFPは情緒不安定なのか?」の結論として、
- INFP-aは情緒安定型
- INFP-tは情緒不安定型
と言えるでしょう。
特徴が違うのだから、
苦手や得意も違って当たり前!
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INFPが情緒不安定になったらどうなるのか?5つの悪例

INFPが情緒不安定になるのって、
もはや「定期的な自然現象」みたいなものですよね。
そこで、INFPが情緒不安定になると
どうなってしまうのか解説しています。
- ずっっと同じことを考えて落ち込む
- 睡眠に逃げて何もかも忘れようとする
- 急に大泣きして周りの人を驚かす
- 優しくされると好きになっちゃう
- INFPの心理機能で悪い部分ばかりが表われる

悪例①ずっっと同じことを考えて落ち込む
INFPが情緒不安定になるときの代表的な症状が、
1つの出来事を頭の中で何度も何度も再生して
落ち込み続けることです。
これは、INFPの長所でもある
「深く考える」能力の高さのせい。
たとえば、
- もしかして、こう思われた?
- あの言葉の裏には、こんな意味があったんじゃ…
- あのスタンプが余計だった?
なんて、
自分や他者の言動を常に振り返り、深く読み解こうとします。
一見良いところでもあるのですが、
周りの人から「気にしすぎ」と言われてしまう理由でもあります。

無意識に気にしちゃってるんですよね。
悪例②睡眠に逃げて何もかも忘れようとする
先ほどは「INFPは深く考える」と述べました。
しかしその問題が大きければ大きいほど
INFPは問題と向き合うのを止めて、
現実逃避のためにひたすら眠り続けてしまう傾向があります。
ストレスに耐え切れなくて
寝て忘れようと”努力”しているときに、
INFPはこのような行動をしがちです。
- 人間関係に疲れて、
何もかも忘れられる夢の世界に逃げる - 仕事がキツくて、帰ったら
ベッドに直行or休日は1日寝ている - 寝たら少しスッキリした経験があるから、
長く眠ることがクセになっている
INFP的には心を守る大切な行為なんですが、
「眠っている=怠けている」と
他者から誤解されることも。

INFPの悩みの1つ。
悪例③急に大泣きして周りの人を驚かす
普段は気持ちをあまり表に出さないINFP。
ですが限界を超えるとINFPは、
TPOをわきまえず突然感情が爆発し、
大泣きしてしまうことがあります。
なぜこのような行動をしてしまうのかというと、
INFPは気持ち(特に負の感情)をため込む傾向にあるから。
具体例をあげると、
- 他者から嫌な態度を取られても、
その場では気にしていない風を取り繕う - 他者から理不尽なことを言われても、
グッとこらえて要求に応える
こんな感じでINFPは、
「大丈夫、大丈夫…」って我慢し続けた結果、
溜まりに溜まった感情が一気に決壊してしまうのです。
もちろん、
泣くことも気持ちを表すことも、大切なこと。
しかし周りからみると、
急に大泣きしだすINFPにびっくりしてしまうことは事実。

「またやらかした…」と反省会を開く負のループに…。
悪例④優しくされると好きになっちゃう
自己肯定感が地の底まで落ちている時に優しくされると、
その相手が救世主のように見えてすぐに好きになっちゃう、
ってこともINFPあるある。
想像してみてください。
- 人間関係に悩み、誰も自分を理解してくれない
- 自分は世界で一人きりだ
と落ち込んでいるときに、
異性から優しく「分かるよ」って言われたら。

でも、だれかれ構わず優しくされたら
好きになるってわけじゃないでしょうが、
とにかくINFPは
「優しくされるのに弱い」ってことは自覚しているはず。

声をかける悪いヤツには注意!
悪例⑤INFPの心理機能で悪い部分ばかりが表われる
情緒不安定が極まると、
長所であるはずの心理機能がすべて裏返り、
ネガティブな側面ばかりが顔を出します。
INFPの心理機能(通常運転Ver.)は、以下の通り。
主機能 | 内向感情(Fi) | 常に「自分がどう感じるか」を大切にしている |
補助機能 | 外向直観(Ne) | 新しいアイデアや可能性を考えることが得意 |
第三機能 | 内向感覚(Si) | 過去にあったことや、実際に体験したことを覚えている |
劣等機能 | 外向思考(Te) | 効率よく、計画的に物事を進めることが苦手 |
INFPの心理機能について、
詳しくはこちらの記事にあります。
心理機能を簡単に説明すると、
「性格を形作っている要素」です。
中には得意なこと、苦手なことがあります。
その得意であるはずの心理機能が、
情緒不安定になると暴走を始めてしまうんです。
具体的には、
- 内向感情(Fi): 独りよがりな被害妄想に
「誰もわたしの気持ちなんてわからない!」と心を閉ざし、
世界で一番不幸なのは自分だと思い込む - 外向直観(Ne):悪い可能性ばかりが頭に浮かぶ
「できないことばかりで、
何もうまくいかない気がする」 - 内向感覚(Si): 過去の失敗ばかりを思い返す
「どうせ前もダメだったし、
今回も絶対に無理だ」 - 外向思考(Te): 攻撃的な他責思考に
「全部あいつが悪い!」
「この社会がおかしいんだ!」と、
普段は絶対に言わないような言葉で周りを批判する
この状態のINFPは、まるで別人のよう。
周りもどう接していいか分からず、
距離を置かれてしまうかもしれません。

「人に迷惑をかけている…」とINFPが思っても、
自己否定だけはしないでくださいね。
情緒が不安定になることは、
なにもINFPに限ったことではないからです。
悩み・悲しむことは、だれにだってあります。
「よーしよし、頑張ってるね」って
自分で自分をいたわってあげてください。
頑張りすぎてしまうINFPのために次の章では、
「心を安定させるためにできること」を4つご紹介します。
INFPが心を安定させるスペシャルご自愛法3選

気持ちが上下しやすいINFPにとって、
「自分を大切にする時間」、
つまり「ご自愛」は何よりも重要です。

具体的にどうすればいいの?
そんな疑問にお答えすべくここでは、
INFPの繊細な心に効くとっておきのご自愛法
を3つご紹介します。
- 自分の感情を否定しない・抑えすぎない
- 外部の刺激から距離をとって1人時間を確保する
- ”価値観・好き”を大切にして行動の軸を自分自身にする

ぜひ試してみてくださいね。
ご自愛法①自分の感情を否定しない・抑えすぎない
INFP流ご自愛法の1つ目は、
その気持ちを否定しないことです。
「今わたし、ツラいんだね」と、
ありのままに受け止めてあげることが最初のステップ。
というのも、
INFPが本来1番大切にしているポリシーが、
「自分の気持ち」だからです。
INFPが「自分の気持ち」を否定してしまうと、
自身の存在を否定するのと同じくらい、
心にダメージを受けてしまうんです。
もしINFPの心がモヤモヤしたときは、
以下のように考えてみましょう。
状況 | 考え方 |
感情が ぐちゃぐちゃ |
あー、今ちょっと無理かも でもまぁ、そんな日もあるよね 別にぜんぶ頑張らなくていいし |
落ち込んで 自己否定しそう |
こんなふうに思っちゃうのも 今の自分なんだよな 嫌いにならなくていいか |
我慢しすぎて 苦しい |
自分ばっか我慢するのやめよ たまには自分のこと 最優先でいいでしょ |
ちゃんとしなきゃ って焦る |
別に大人ぶらなくていいし 私は私のペースでいいって わかってるし |
悲しい気持ちに 飲まれそう |
なんか泣きたいかも でもまぁ、泣いたっていいよね |
無理している | 無理して元気ぶるのやめよ しんどいときはしんどいって思っとこ |
人と比べて 落ち込む |
あの人はあの人、私は私 比べたって意味ないの ホントはわかってる |
全部 めんどくさい |
ま、今日は何もしなくていいか 生きてるだけで偉いし |
こんな風に考えるだけで、
少しだけ心がスッと軽くなりませんか?
もちろん、気持ちだけではどうしようもないこともあります。
でも、”気持ちを大切にするINFP”だからこそ、
考え方のクセづけが大事なんです。

ご自愛法②外部の刺激から距離をとって1人時間を確保する
INFP流ご自愛法の2つ目は、
心が疲れていると感じたら、
意識的にSNSや人付き合いから離れ、
誰にも邪魔されない1人時間を確保すること。
なぜならINFPは、
外の世界の色々な情報や他者の感情を、
まるでスポンジのようにすべて吸収してしまうから。
なので「なんか元気が出ないな…」と感じたときは、以下のことを実践してみてください。
- 仕事が終わったら、
スマホを機内モードにしてカバンにしまう - 家に帰ったらテレビはつけずに、
好きなアロマを焚いて、
ぼーっとお茶を飲む - ”何もしない日”をスケジュールに入れる
誰かと話す必要も、何かに反応する必要もない。
「何もしない」ことを自分に許可してあげる時間です。
もちろん、
無理やり”無の状態”になろうとしなくても大丈夫です。
INFPが好きなことにただただ熱中するのもOK。

ナチュラルに自分と向き合うことができますよ。
ご自愛法③”価値観・好き”を大切にして行動の軸を自分自身にする
INFP流ご自愛法の3つ目は、
「みんながこうしてるから」ではなく、
- 「私はこれが好きだから」
- 「私はこうありたいから」
という、
自分の内なる価値観をすべての行動の基準にしてみましょう。
具体的には、以下のように行動してみましょう。
- 進路・仕事選びのとき
- 好きなことに少しでも関われる仕事に目を向ける
- 好きなことを副業や趣味として始めてみる
- 人付き合い・人間関係
- 自分らしくいられる人を選ぶ
- 無理して仲良くしようとしない
- 好きなもの・趣味の選び方
- 「自分の心がときめく」
「理由はないけど好き」
と自分の感覚に正直になる
- 「自分の心がときめく」
- SNSや発信
- 自分が書きたいこと・残したいことを優先する
- 他人と比べず自分の世界を大事にする
でも、「いつも正直でいられるわけないよ」って思いますよね。
優しく繊細なINFPならなおさら、
「我慢しなきゃ」って考えてしまうでしょう。
でもINFPは、
自分の価値観と合った行動をとっている時に一番、
「自分らしく生きている」と思えるんです。
だから、何か大事な選択をするときは
- 「何を一番大切にしているか」
- 「何を求めているのか」
を考えながら行動していきましょう。

まとめ|情緒不安定な自分も受け止めて、自分軸を大切に
今回は、
- INFPの情緒不安定さの正体から、
- 心が限界になった時どうなるのか、
- そして自分を取り戻すための具体的なご自愛法まで、
深く掘り下げてきました。
SNSなどでINFPは情緒不安定だとウワサされています。
でも感受性の高いINFPだから、
気持ちがその時々で変わってしまうのは仕方のないこと。
否定だけはしないでください。
今までたくさんの人に優しくしてきたように、
今度はINFP自身に「救いの言葉」をかけてあげましょう。
もし落ち込んでしまったときは、
本記事で紹介している
「心を安定させるスペシャルご自愛法」を実践してみてください。

前向きに、でもあなたらしく
ゆっくりと進んでいけるはずです。
元・社会不適合者ですが、MBTIでわかった自分の強みをフルに活かして起業し、現在は会社経営。
MBTIのタイプ診断をベースに、のべ1000名以上のコンサル・コーチングをしてきました!